ザッキーの社会人ライフハック

会社員と副業と投資の掛け算

【副業】イタい失敗から学ぶ、やってはダメな副業

こんにちは。ザッキー(@zackey_poikatsu)です!

今回は、僕が実際にやらかした物販の失敗経験をもとに、副業でやってはダメな行動について紹介します。

 

【結論】:副業なのに最初から大きく始めようとするのはNG

僕は今から数年前に、物販で起業しようと思いオリーブオイルビジネスを始めました。

妻の実家がイタリアでオリーブオイルを作っていたので、それを味見したところめちゃくちゃ感動したんです。

市販のオリーブオイルと比べてフレッシュさや香りも異なり、味もペッパーのような辛みや渋みがあり、パンチがあるけど、料理の味を引き立てるようなオイルだったんです。

僕はオリーブオイルの虜になり、副業開始前にはオリーブオイルソムリエの資格も取得しました。

その後、開業準備を進め、イタリアの商社のオフィスに出向き、仕入れの契約を結んだり、食品表示のルールを学び、ラベルの準備したり、販売に向けてたくさんの準備をしました。

輸入した商品はそのままでは販売できないので、商品の仕分け・クリーニングやラベル貼り、Amazonの倉庫への発送準備など、商品到着後もやることがたくさんあります。

商品販売後も、自分でAmazonの出品ページを作成し、商品のイメージ画像の加工や魅力的な商品説明文を考えて、それを出品ページにアップする必要がありました。

Amazonだけでは商品のブランディングができないと考えて、ブランドサイトも自分で立ち上げたりもしました。

結果としてはこのオリーブオイルの物販は失敗し、事業立ち上げ前に用意した100万円も、それまでの努力も水泡に帰すことになりました。

努力が足りなかったと言われればそうなのかもしれませんが、自分の力を過信しすぎて、僕一人が副業で始めるには事業が大きすぎたので、ビジネスが上手くいかなかったと考えています。

「奥さんや家族に手伝ってもらわなかったの?」と聞かれそうなのですが、事業を開始した時、妻は僕の実家で修行していたため、僕一人のオペレーション体制となっていたのです。

また妻は日本語が話せないので、アウトソースできる部分が少なかったという理由もあります。

では、上手くいかなかった理由を3点説明していきます。

 

 

【上手くいかない理由①】:人・時間のリソースが足りない

すでに上述したように、事業の失敗理由のひとつとして、僕一人が副業レベルでオペレーションすべてを回すには難しすぎました。

事業を大きく成功させるには、必ず時間と人の助けが必要になります。

よく副業を始める時に、自分を過信して、まるで1日が25時間になるかのごとく、なんでもやろう考えてしまいがちです。

しかし副業を始める会社員にとっては、事業が大きくなるまでは会社員が本業なので、本業をベースに副業のリソースを考慮する必要があります。

営業、オペレーション業務、経理などの管理業務などのタスクをこなす必要があるので、自分ですべてできると考えずに、家族や他の人にアウトソースできるかを考えましょう。

またアウトソースするときに、きちんとお礼を支払って、継続的に事業を続けられそうかも考慮する必要があります。

 

【上手くいかない理由②】:キャッシュフローが悪化する

事業を始めると、いろいろな問題が降ってきますが、在庫商売はキャッシュフローが特に問題になりがちです。(というか常にこの不安はなくならないかも・・・)

ビジネスモデルは輸入卸・小売事業だったので仕入れには最低ロット数があり、たくさんの在庫を抱えて、一つ一つを販売していました。

また、僕のような小規模事業者はキャッシュで100%前払いする必要があったので、最初に現金がなくなります。

その1,2か月後に商品が届き販売開始できるので、商品の売上金が僕の口座に振り込まれるのは、仕入れてから早くても2、3か月後でした。

また、すぐに販売できても、商品が売れなければ現金はいつまでたっても回収できないので、在庫ビジネスはいかに早く在庫を現金化できるかが事業継続のポイントになります。

理想は、商品到着後の掛け払いにして、売上金の入金と仕入れの支払いのタイミングを近くすることです。

 

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【上手くいかない理由③】:ノウハウがたまらない

僕のようにオリーブオイル一発勝負で事業を始めてしまうと、資金やリソースの問題で他の商品や方法を試す機会を失ってしまいます。

Amazonで販売する場合、いろいろな商品を少量で販売してみることで、それぞれの売れ方や客層、ライバルの状況等を知ることができます。

そして売れる商品を当てれば、その商品を集中的に取り扱い、売り上げを伸ばすことができます。

Amazonで少量多品種でテストし、何日で何本売れるかを事前に知っておけば、余分な在庫の仕入れや、余計な値下げ等も防げるのです。

そういった点からも、僕のやり方では限られたノウハウしかたまらず、上手くいかなかった時のリスクヘッジが出来ないという大きな問題を抱えてしまいます。

 

【結論】まとめ

オリーブオイルの事業は上手く行く前にやめてしまい、失敗という形に終わりました。

いきなり大きく始めようとすると、今まで述べた理由で、初動でつまずいたときに、リカバリが効かなくなってしまいます。

そのため、これまでの失敗の経験を活かし、今はせどりという形で副業を続けています。

せどりは、事業を開始するための資金が少なくて済みますし、クレカで仕入れれば、支払いのタイミングを1か月遅らせることができます。

また、すでに売れているものからリサーチするので、どれくらいの速さで売れるかも予測が立ちやすく、売れている(認知されている)ものを売るので広告出稿も不要です。


さらに、最近はせどりの解説動画やnoteなどの無料教材で、お金をかけずにノウハウを学ぶことができます。
(僕はノウハウを学ぶのに1円も払ったことがないです。)

そのため、副業としての事業開始のハードルが低いです。

せどりは、世の中のイメージがよくないかもしれませんが、立派な商売だと思っています。
(商品を買い占めて転売する転売ヤーとは別です)

結論、副業はせどりなどのスモールスタートをお勧めします。

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それではまた!See you again!


☆★せどりを体系的に学ぶならこの本がおすすめ★☆

せどりに関する情報は、SNSYoutubeなどでも拾えますが、最初の段階から詳しい情報を集めようとすると大変なので、リサーチする時間が惜しい人には本から勉強することをおすすめします。